癒しとは

「癒し」は、気分の問題じゃない。
疲れた日に「なんとなく休んだ」のに、翌朝もだるい。
なぜか気持ちが晴れない。
そんな経験、ありませんか?
それは、本当の意味で「癒されていない」からかもしれません。
医学的に見ると、人の体は3つのシステムによって常に調整されています。
自律神経・ホルモン・免疫。
この3つが整ったとき、はじめて身体は本来の回復力を取り戻します。
■ ストレスが続くと、体の中で何が起きているか
現代社会では、交感神経(活動・緊張のスイッチ)が
慢性的に過剰稼働している人がほとんどです。
心拍数の上昇、血圧の上昇、筋肉の緊張——
体は「戦闘モード」のまま、休めない状態が続いています。
■ 「癒し」の瞬間、体の中で起きていること
副交感神経が優位になると、
呼吸が深くなる
筋肉の緊張が緩む
ストレスホルモン(コルチゾール)が低下する
幸福感に関わるセロトニンが増える
安心感をもたらすオキシトシンが分泌される
そしてさらに——免疫細胞(NK細胞)が活性化し、体の炎症が抑えられることも
研究によって明らかになっています。
「なんとなく元気になった気がする」は、
科学的な事実だったのです。
■ なぜ、自然や動物が効くのか
緑を見るだけで、脳のストレス反応は低下します。
動物と触れ合うと、オキシトシンが自然に分泌されます。
視覚・触覚・聴覚——五感への穏やかな刺激が、
「戦闘モード」の体を「回復モード」へと切り替えるスイッチになる。
これが「アニマルセラピー」「グリーンセラピー」として
医療・福祉の現場でも活用されている理由です。
癒しとは、休むことではなく——
回復力のスイッチを、オンにすること。
あなたの体はもともと、自分を治す力を持っています。
ただ、そのスイッチが押されていないだけかもしれない。
当施設は、その「スイッチ」を科学的な根拠のもと、日常の中に届けることを目指しています。